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【美肌効果は2つ】間違いだらけのトラネキサム酸!シミと美白効果を解説

間違い多し!トラネキサム酸の本当の効果

トラネキサム酸は「抗プラスミン薬」と言われ、血栓を溶かす働きがある酵素でプラスミンの働きを阻害することにより止血作用があります。

本来は手術後の止血や月経の量を調整する目的で使用されてきた薬です。

トラネキサム酸01

その他トラネキサム酸は抗炎症作用や抗アレルギー作用があり風邪の時に喉の痛みに効果があったり、蕁麻疹や慢性疾患の患者に対してもよく処方されます。


また最近では肌にできた肝斑などの色素沈着(いわゆるシミ)において処方されるケースが増えています。

美容目的で使う場合、トラネキサム酸は下記2つの非常に高い効果を発揮します。

  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着

トラネキサム酸は1962年に日本で開発されたアミノ酸の薬です。

トラネキサム酸が色素沈着に効果があることがわかったのは1979年に日本の慢性蕁麻疹がある患者にトラネキサム酸を処方したところ、肝斑が薄くなったことが始まりです。


よくトラネキサム酸を飲むとシミが改善されると言われていますが、シミの中でも肝斑に高い効果を発揮します。

最近では海外でもシミ治療として使用されるなどトラネキサム酸の効果は認められています。

肝斑のある女性02

特に肝斑は20代でもできるシミで一度できてしまうと改善には時間がかかると言われています。

安全性の高いトラネキサム酸を毎日内服することでシミ改善効果だけでなくニキビなどの炎症後色素沈着にも高い効果を発揮してくれる優れものと言えます。

トラネキサム酸がシミに効果がある理由

トラネキサム酸には抗プラスミン作用があり、シミの元となるメラニンの生成を間接的に抑制する効果があります。

シミになるメラニンを作る工場と言われるメラノサイト細胞を活性化するのを阻害することでシミを抑制すると言われています。


美白=ハイドロキノンというイメージが強いですが、ハイドロキノンの場合はチロシナーゼ活性阻害といってメラニン生成を直接抑制する効果があります。


トラネキサム酸とハイドロキノンは根本的に作用がことなるということを理解しておきましょう!

トラネキサム酸の効果的な使い方

トラネキサム酸は薬を内服する方法がよく知られていますが、実は使い方は3つあります。

  • 薬による内服
  • 注射
  • 外用

これら3つともシミに効果があるとされていますが、日本では注射はほとんど使用されていません。基本的に内服もしくは外用の2つとなります。

内服…1日あたり500~1500mgの内服でシミ改善効果がある。内服の場合は1日1回ではなく、2~3回に分けて飲む方が効果が高いと言われています。



更にビタミンC、ビタミンEのサプリやビタミン剤(シナール、ユベラなど)と併用してトラネキサム酸を内服することでより高い美白効果を発揮します。


病院での肝斑治療でもトラネキサム酸とビタミンCは必ずと言っていいほど使われています。

外用…医薬部外品の有効成分としてトラネキサム酸が配合している。 市販の外用だと有名なのが資生堂のHAKUでトラネキサム酸以外に資生堂の独自美白成分の4MSK(メラニン生成抑制)も配合されています。



病院だと内服のトラネキサム酸にプラスしてトレチノインとハイドロキノンを用いることもあります。(より高い美白効果が期待できる)

トラネキサム酸の外用では0.5%~5%でシミ改善効果が期待できるとされています。

トラネキサム酸の副作用

トラネキサム酸を内服する場合は副作用があることも理解しておく必要があります。

ただトラネキサム酸を長期的(1日1500mgを2年間した例)に服用しても強い副作用の報告はない非常に安全性が高い薬です。なので自身の身体と相談して飲むようにしましょう。



またトラネキサム酸を飲み始めた頃に副作用が起こった場合でも、飲み続けることで徐々に改善することが多いとされています。

それでも副作用が出る場合は配合量を少なくしたり、使用を中止するなどしましょう。


  • 胃腸症状

胃腸症状で下痢になるケースがあります。下痢をした場合は内服を中止するようにしましょう。


  • 血栓傾向がある人

血栓がある人やその傾向がある場合は病院で処方してもらえないためトラネキサム酸の服用はできません。(家族に血栓傾向の人がいる、ピルを内服している人)


  • 妊娠中

妊娠中に肝斑ができる人が非常に多いですが、残念ながら妊娠中は血栓傾向になるためトラネキサム酸の内服はNGとなります。内服OKとなるのは出産後からになります。

トラネキサム酸の市販薬と医薬品の違い

トラネキサム酸はドラッグストアなど市販でもトランシーノなどの名前で取り扱いがあります。 同じトラネキサム酸でも市販薬と医薬品とでは主成分の含有量に違いがあります。

市販薬…市販薬のトラネキサム酸は1日の最大量が750mgと決められているため、それ以上の配合量はありません。市販薬のトラネキサム酸は750mgのトラネキサム酸に加えて他の成分を一緒に含有することでシミの効果をうたっているものになります。

医薬品…医薬品のトラネキサム酸は1日の最大量が2000mg、下限が750mgと市販薬の約2倍の量を含有することができます。

トラネキサム酸02

医薬品トラネキサム酸でシミを改善したい場合は1日量1500mgを目安に処方されることが多いです。

ただしシミ改善目的でトラネキサム酸の医薬品を病院で処方してもらうのは全て自費となり最大で3ヶ月分の処方になります。市販薬も結構値段がするため、個人輸入で通販購入するのが最もコスパが良いです。

トラネキサム酸は個人輸入ができる

先程もお伝えしたように、トラネキサム酸を病院で処方してもらうのは最大3ヶ月で自費となります。

ドラッグストアで取り扱いがあるトラネキサム酸は医薬品に比べるとトラネキサム酸の配合量が少なくなり料金も高めです。

そこでおすすめなのが個人輸入で医薬品のトラネキサム酸を購入することです。


病院で処方される薬を同じトラネキサム酸を取り扱う個人輸入通販サイトで最も有名&最安値なのがオオサカ堂で個人輸入したことがある方なら誰もが知っているほど有名です。

オオサカ堂トラネキサム酸

オオサカ堂ではトラネキサム酸250mgや500mgが100錠入っていて料金は約2,600円~4,000円ほどになります。

毎日500mgのトラネキサム酸を朝昼晩と合計3錠飲んだとしても1ヶ月以上もつ計算になります。


さらにオオサカ堂では複数注文で他の商品との組み合わせてであっても複数割引があり、2個注文で222円、4個で666円とお得になってきます。

また送料に関しては商品1点から無料となります。


オオサカ堂の商品の安全性に関しては、仕入先が海外医療用メーカーから直輸入により正規品になります。

また成分鑑定もきちんとしているので抵抗がある薬の個人輸入でも本物がちゃんと届きます。


オオサカ堂では薬はもちろんのこと、美白に超強力なハイドロキノンなど美容クリニックや皮膚科で処方される含有量が配合した商品が誰でも購入できるためお金はかなり浮きます。

ただ個人輸入は自己責任となることも忘れずに理解しておくことは重要です。

【オオサカ堂】売れ筋人気トラネキサム酸

  • BIHAKUEN トラネキサム酸

トラネキサム酸

アメリカの製薬会社であるBIHAKUENは、日本でも美容クリニックで多数の取扱いがある医薬品を取り扱っている。

ハイドロキノンやレチノールなどが有名である。

商品の成分は徹底した高品質を採用していていることから日本でも人気が高い。

BIHAKUENトラネキサム酸の詳細


250mg 4,800円(1箱240カプセル入り)
500mg 4,300円(1箱120カプセル入り)



  • トラネミック

トラネミック500mg

トラネミックも同様に、日本の美容外科でのシミ治療薬として使われている。成分はBIHAKUENと全く同じトラネキサム酸のみ配合。

トラネミックの詳細


250mg 6,009円(1箱240カプセル入り)
500mg 5,657円(1箱120カプセル入り)



普通のシミと肝斑の違い

肝斑はシミの1種ですが、他のシミとは違いかなり厄介者です。 普通のシミと肝斑の発症年齢は30代前半~40代が最も多くなっています。

普通のシミ…シミはメラノサイトという細胞がメラニンを作っていて、紫外線による影響が最も大きいとされています。 シミのある女性01

シミができる箇所は顔、首、手の甲など様々な場所にできます。大きさも大小様々、形も色々です。シミの境界ははっきり分かるというもの特徴です。

肝斑…肝斑は主に顔周りや頬骨に沿って対称性できることが多く、通常のシミと違ってどこまでが肝斑なのか境界がわかりにくい特徴があります。 肝斑のある女性01

肝斑はホルモンの変化、紫外線、摩擦、乾燥、ストレスと主に5つの原因によって起こると考えられています。中でもホルモンの変化において肝斑は強く反応するため妊娠や出産などでもよく見られます。


シミが気になる人のほとんどは、肝斑とシミ(そばかすなど)が混ざっているケースが多いです。

肝斑の場合は30代から起こりやすく年齢を重ねるにつれて無くなっていくと言われています。

肝斑の予防法

  • 顔のマッサージをしている場合は即座に中止する!
リフトアップなどたるみやむくみ防止として自分で顔マッサージをしている人に限って肝斑ができやすい傾向にあります。マッサージは肌の摩擦をしてしまうため肌が日焼けしたと勘違いすることにより肝斑を促進してしまう原因になります。



  • 肌の水分油分量のバランスを整えるために保湿をする
肌が乾燥している状態はバリア機能低下により外的刺激が入りやすくなります。 外的刺激が入ることで皮膚が炎症を起こし肝斑を悪化する原因になります。



  • ストレスを溜めない
ストレスをためると交感神経が優位になることで皮膚の水分量が低下しやすくなりバリア機能も低下すると言われています。そうなると乾燥や炎症が起こりやすくなる負の連鎖が起こります。



これらの3つの原因に全て当てはまるのがマスクです。コロナの影響でマスクをする機会が増えて肌に摩擦、乾燥、ストレスを毎日与えてしまっている状態が続いています。実際にコロナによるマスク生活で皮膚科や美容クリニックではマスクから来る肝斑の患者数が急増しているほどです。

肝斑を予防するためには日頃からのケアが大切になってくるので、マスク生活で大変ですができるだけ肝斑の原因となるものは予防できる範囲で行っていくのが良いですね。

最後に

トラネキサム酸はシミの中でも特に肝斑や色素沈着に効果があるということをお伝えしました。

肝斑は様々な原因で起こるシミのため日頃のケアを怠らずにしっかり予防していくことをおすすめします。

  • トラネキサム酸は内服、外用、注射があり日本では内服と外用が一般的
  • トラネキサム酸は日本で開発された内服薬で喉の炎症や止血の他に美白効果がある
  • トラネキサム酸は副作用が出にくい非常に安全性の高い薬
  • トラネキサム酸はビタミンCとの併用で更に高い美白効果がある
  • トラネキサム酸は市販薬もあるが、含有量が医薬品に比べて少ない
  • トラネキサム酸は病院だと自費で最大3ヶ月分の処方に対し個人輸入は格安で大量に購入できる
  • 個人輸入はオオサカ堂だと安心の病院と同じ正規品が購入できる
  • 肝斑と通常のシミではできる箇所や見た目が異なる
  • 肝斑の原因は女性ホルモン、紫外線、摩擦、乾燥、ストレスがある